テニスプレーヤーの大坂なおみ選手が
全仏オープン初戦後の記者会見を拒否したことが話題になっていますが、
大坂なおみ選手は2018年からうつ病だったと告白しています。
そのうつ病の原因は何なのでしょうか。
ひとつには内向的な性格である故にということも考えれます。
合わせて告白している不安症、その解消の為のヘッドフォン姿や
会見拒否理由も関係しているようですので検証していきます。
目次
2018年からうつ病を患っていた
出典:https://diamond.jp/articles/-/247261
2021年5月31日、大坂なおみ選手は
2018年の全米オープン以降からうつ病と不安症に悩まされてきたことを告白しました。
うつ病を告白するまでの大阪なおみ選手にはどのようなことがあったのでしょうか。
2019年の会見時
2018年20歳でグランドスラム初優勝を果たし注目を集め、
翌年の2019年ウィンブルドンでユリア・プチンツェワ選手にストレート負け。
その試合後の記者会見で
「ごく短期間で大スターになったことにうまく適応できているか」
と投げかけられ
大阪なおみ選手は司会者に顔を向け泣き出しそうだと伝えた後
静かに会見室を去ったとされています。
記者の質問が泣き出しそうなほどに感じることがあったエピソードですね。
2018年からうつ病であったと告白している大阪なおみ選手ですので、
うつ病のひとつの症状として
- 気分が強く落ち込み憂うつになる
ということがあげられますが、
こういった質問もその気分が落ち込むひとつであったのかもしれません。
うつ病の原因は内向的な性格と強いストレス?
大坂なおみ選手のうつ病の原因はなんなのでしょうか。
内向的な性格
今回のうつ病公表の際、こういった発言をしています。
真実は私は2018年全米オープン以来、長い間うつ病に苦しんできたということです。
そして、その対処に本当に苦労しました。
私を知っている人なら私が内向的であることを知っているでしょうし、
トーナメントで私を見た人なら、
社会不安を柔らげるためのヘッドフォンをしていることに気付くでしょう。
引用元:https://www.daily.co.jp/general/2021/06/01/0014376481.shtml
会見拒否が2021年なので約3年もの間うつ病に苦しみ、
その対処をしてきたと話している大阪選手。
自身の性格についても内向的であるということを強調して伝えていますね。
うつ病になりやすい人の特徴として以下の特徴があるとも言われています。
まじめで・責任感が強く・完ぺき主義で・人からの評価も高く・道徳観も強い人などに多いといわれています。
結局は、ストレスをため込んでしまって、こころのバランスを崩してしまうこともあるようです。
引用元:八王子メンタルクリニック
内向的な人は外交的な人に比べ、
自分の内側にためこみやすかったりするのかもしれないことを考えると
大坂なおみ選手のうつ病のひとつ原因であることも考えれらます。
強いストレス
そして、大坂なおみ選手は会見についてこのように話しています。
私は世界中のメディアに話す前に大きな不安の波に襲われます。
本当に緊張し、できる限り最善の答えを出そうとすることにストレスを感じます。
パリで私はすでに不安を感じていたので、
セルフケアとして記者会見をスキップした方がいいと考えました。
引用元:https://www.daily.co.jp/general/2021/06/01/0014376481.shtml
- メディアに話をする前に大きな不安にかられること
- 最善の答えを出そうとすることに強いストレスを感じること
を伝えています。
話をする前にこのような不安にかられていることを考えると
その時からかなりのストレスを感じているようですね。
毎試合後に会見があることが
大坂選手にとっての不安要素になっていたことも想像ができます。
不安解消のヘッドフォン姿
大坂なおみ選手がヘッドフォンをしていることは
今まで何度も話題になりましたが
今回のうつ病公表で
そのヘッドフォンの理由が不安解消のひとつであることがわかりました。
ネット上でもその理由をしって反応がありますね。
言われるまて、テニス🎾の
大会で、大阪なおみ選手が、
耳🦻に、ヘッドフォンを
していたのは、理由が、
あるのは、知らなかった。
芸能人も、スポーツ選手も、
色々、あるんだなって、
勉強に、なりました。✨— 釜島明日香 (@8A1t4sPQ534w4sz) June 1, 2021
このヘッドフォン姿は移動中のみならず会見時にもみられています。
このヘッドフォンが少しでも大坂選手の支えになっていたことがわかりますね。